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狂乱壊
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そして物語の准章は忌み子の足音を聞く




















殺生丸様がりんちゃんに会いに犬夜叉君たちの村に訪れた



持ってきたお土産を……私が選んだ万華鏡をりんちゃんに渡した
私は内心ビクビクしていたのだが、りんちゃんは万華鏡を喜んでくれていた。喜んでいるりんちゃんを見てホッと安心した私は、殺生丸様がりんちゃんと話しているところをそっと抜け出し、かごめちゃんたちを探した。



みんなの元気な姿を見たかった
今まで何をしていたのか、話したいことがたくさんあった。



でも、探せど探せど犬夜叉君たちは見つからない。
キョロキョロと辺りを見渡していると、薬草畑に楓様を見かけたので私はそちらにかけていった





「楓様っ!!」

「ん?…おぉ神威。久しぶりじゃな」

「はい!!楓様もお元気そうで何よりです!!……それであの、かごめちゃんたちにも会いたいんですけど、どこにいるか知りませんか?」

「かごめなら犬夜叉と共に法師殿の妖怪退治の手伝いに出とる」

「妖怪退治……、お仕事ですか。忙しいんですね……」





残念。会えるのを楽しみにしてたのに



楓様にお礼を言って、とぼとぼと殺生丸様の元に戻る。その途中、神楽ちゃんを見かけて傍に駆け寄った。神楽ちゃんが私に気付いて声をかけてきた



「なんだよ神威。随分早かったな、犬夜叉たちに会いに行ったんじゃなかったのか」

「うん。そうなんだけど、なんか仕事に出てて、いないんだって」

「へぇ……」

「残念だね」

「何であたしに言う」




あれ?

てっきり神楽ちゃんもかごめちゃんたちを探しに来たのかと思ったけど、どうやら見当違いだったらしい。




でも、弥勒様って結構徳の高い法師様なのに、かごめちゃんと犬夜叉君を連れていくなんて……。結構大がかりな仕事なんだろうか?




そんなことを思っていると、殺生丸様が向こう側からやってきた。しかし、りんちゃんが傍にいない。と、言うことはもうお別れしてしてきたのだろうか?村に来てからそんなにたってないのに。
殺生丸様は無言で私たちの隣を通り過ぎ、村の出口に向かっていく。不思議そうに神楽ちゃんを見ると、神楽ちゃんも似たような顔をしていた。そして二人で慌てて殺生丸様の後を追いかけた。そしてその背中に恐る恐る声をかけた



「も、もう帰るんですか?殺生丸様」



せっかく会いに来たのに。しかし、殺生丸様は残念がる様子もなく、真っすぐ前を向いたまま遠くを睨むようにしてこう呟いた















「――― 気に食わん匂いがする」







匂い?




犬みたいなこというなぁ。















あ、犬妖怪だったなそう言えば。と、思い出して、彼の後を追った。





























―――― そうして、物語は静かに次の幕を開いていった














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  1. 2013/07/26(金) 01:21:35|
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