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狂乱壊
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そして物語の准章は忌み子の空白を埋める














―――目覚めた時、何故か私は犬夜叉君に庇うように抱き抱えされていた。








何事かと考える暇などなかった。抱えられていることにギョっとした時には、犬夜叉君は敵意剥き出しの表情で鉄砕牙を抜き、師匠に対峙していた。その光景に、朦朧としていた意識が一気に覚醒しバチリと眼を開いた




「……てめぇ、神威で何企んでやがる……っ」




師匠は何も言わない。ただ面白そうなものでも見るかのように、犬夜叉君の出方を見守っている。ニヤニヤと笑うその姿が更に感に触るのか、犬夜叉君が本格的に鉄砕牙を構えようとしていた。それを見た私は慌てて飛び起きるようにして、犬夜叉君の手を抑えた



「や、やめて犬夜叉君!!」

「っ神威……!?」

「な、何かよく分かんないけど落ち着いて!?いや多分師匠が何か言ったかしたかしたんだろうけど、大体師匠が悪いんだろうけど落ち着いて!!?た、確かに師匠は間違ってもいい人じゃないけど!!まだ性根は腐りきって……ないと思うの!!多分!!」

「神威。貴様、わしを庇う気があるのか」

「本気で庇われたいなら日頃の行いを改めろーっ!!」




犬夜叉君の手を抑えながら半ば本気でお願いしたのに、師匠は何が面白いのかケラケラと笑うだけだった。犬夜叉君は納得いかない様子で、私と師匠を交互に見たけれど、結局は折れてくれた。舌打ちをして鉄砕牙を鞘に収めて後ろを向くと、明らかに機嫌が悪そうに足早に歩いて遠退いていった



「………。」



私はその後ろ姿を茫然と見ていたけれど、ハッとなって状況を把握しようとする。が、周囲を見渡しても全く意味が分からなかった。辺りは冥道斬月破の被害をこうむり、山の中のはずなのに木々がごっそりとなくなり荒れ地のようになっていた











―――けれど、どうしてだろう。半妖の子がいない












「………何が、あったの?」





















困り果てた私は、早々に神楽ちゃんに助けを求めた












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  1. 2013/07/26(金) 01:32:00|
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