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狂乱壊
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いたずらと気紛れで作った料理

「いたずらと気まぐれ」シリーズの続きその⑪

何でもない話
女の手料理にトラウマがあるフェイタン


















余談だが、天空闘技場の個室は、一見ホテルのシングルのようにも見えるが、一応最低限の生活が送れるよう設備が整っている
洗濯機もあるし掃除機もある
冷蔵庫や、簡易式のキッチンも備え付けてある

だから、ホテルのシングル。と言うよりは、どちらかと言えば1Kのアパートに近いかもしれない

コインランドリーを利用する必要もなければ、毎食を外食で済ませる必要もない
部屋の中でも簡単な料理であれば、作ろうと思えば作れるのである







その日、久しぶりにホットケーキが食べたくなったので、カルトは材料を買って部屋のキッチンで材料を混ぜ合わせていた
するとタイミングを見計らったかのように帰ってきたホームレスが、ホットケーキを作っているカルトを見てあからさまに嫌そうな顔をしてみせた



「………何してるね」

「何って、見て分かるでしょ」



材料を混ぜ、フライパンを熱しているカルトを見て、間を置いてからポツリと呟く



「………誰かを毒殺でもする気か?」

「どういう意味?」



本当に毒を混ぜこんでその口に無理やり突っ込んでやろうかとも思ったが、別に食わせてやる義理もないので、カルトはホームレスなど無視してホットケーキを焼き始めた
焼いていると、甘い匂いが部屋中に広がり、ホームレスが焼ける音が部屋に響いた



家にいたとき、カルトは毎日暗殺者としての訓練をしていたが、勿論それのみをしていたわけではない
カルトの母は普通の生い立ちの人ではなかったが、案外乙女思考というか、一般家庭の普通の母が持つような思考もあったので、娘と共同して料理を作りたいという願望も持ち合わせていた
その為、修業の合間を縫ってはカルトに料理やら何やら色々なことを教えてくれた
と言っても、6歳の子供が作れるものなど限られているし、カルトとしては切ったり火を使うのはある種の訓練の一貫の様にしか思わなかったのだが
まぁこう言う時、習っておいて良かったと素直に母に感謝している



母に習った通りにホットケーキを作り上げ、焼き上がったホットケーキを皿に乗せてソファに座る
フォークでホットケーキを口に運ぶ瞬間、隣のホームレスはどこか緊張した面持ちでカルトを見つめていた
いつもは薄い反応のくせに、珍しく関心を寄せてくるホームレスに不審な気を持ちながら、カルトは何のためらいもなくホットケーキを口に含んで租借した

カルトが何のためらいもなく飲み込むと、ホームレスがぎこちない口調で聞いてきた



「………食えるのか」

「食べれるよ」

「不味くないのか」

「普通だよ」

「腹痛くならないか?」

「さっきっから何?もしかして喧嘩売ってる?」



人の作ったものを何だと思っているのか

カルトがそう言っても、未だ疑わしげな視線を寄越してくるホームレスに、いよいよ苛立ってきて、ブスリとフォークに刺したホットケーキの一欠片を一瞬にしてホームレスの口に突っ込んだ
ホームレスはいきなり口に突っ込まれたことがショックだったのか、すぐにホットケーキを噛もうともはせず、しばらく硬直するかのように制止していた
が、カルトに「食え」とばかりに睨み付け続けられ観念したらしい
ついにホームレスは顎を動かし、ホットケーキを慎重に租借し始めた

どこまでも失礼な反応である




そして、ゴクリと飲み込んだホームレスは、まるでに毒味して害が無いと判断したとばかりに、いきなり横からカルトの作ったホットケーキに手を伸ばして何のためらいもなくモグモクと食べ始めた



(現金な奴……)



まぁいいけどさ。と、呆れを通り越して諦めた表情を浮かべたカルトは、一度席を立つともう一つ皿を持って戻ってきた
確かに、食べる前から「不味い」と判断されたのは腹が立ったけれど、作ったものを進んで食べてくれる人がいると言うのは、まぁ嫌な気はしない
量的に一人で食べきれる量ではなかったし、カルトは作ったホットケーキを別の皿に移してホームレスに渡してやった
すると、当然とばかりにホームレスは躊躇なく皿を受け取りモグモグと食べ続けた
余程空腹だったのか、何だか餌付けしてるような気分を味わいながら、カルトが席に座り直そうとした時には、既にホームレスに渡したホットケーキは無くなりかけていた





「………手料理て、こういうもんだよな……」




最後の一欠片をモグモクと食べながら、感慨深そうにしみじみそう言われて、カルトは喜ぶより気味の悪い感覚に襲われた
たかだかホットケーキに随分と大げさな反応である



「……今度は何。遠回しに馬鹿にしてる?」



しかし、このホームレスが素直にそんな感想を言うとは思えず、カルトは思わず疑心暗鬼になり眉をひそめた

何か企んでいるのだろうか?
それとも皮肉か何かだろうか?


ならばそれはお門違いと言う奴である
カルトはまだ10にも満たない子供なのだ
あまりすごい料理を期待しないでほしい



けれど、ホームレスは最後の一口を飲み込んでからこう言った



「ひねくれてるね。褒めてるよ、純粋に」









さっき人の料理を毒物扱いしたくせに、どの口が言うのだろうか







そう思っているのがありありと分かるような視線を向けてやると、口に入れようとしていたフォークを捕まれ、そのままパクリとホットケーキを食べられた





















*************************






本当に何でもない話だった(自分で言うな)








正直、カルトちゃんは料理できるイメージないですが(笑)キキョウさんは料理を教えたがりそうだなぁ。と
で、カルトちゃんはお母様から教えられた料理なら寸分たがわず再現しそうだな。と


昔発売されたドラマCDでマチ(とシズク)の手料理食べて、旅団男性陣が全滅したらしいですね。詳細は知りませんが
フェイタンが異様に警戒していたのはそのためです
どんな味だったんですかねぇ……ホントにマチちゃん何作ったんですか旅団でちゃんと食べられる料理を作れるのはパクノダだけなんですか?



ちなみに何故ホットケーキかと言うと、6歳の子供が作れる料理ってなんだろうって考えて、ホットケーキが無難かなと
今時の子供ってもっとすごいの作れるのかなぁ……?どうなんかな……?



ちなみにたまにホットケーキ食べたくなるは白菊です
でもわざわざ食べに行くのも気が引けるので、作る派です
で、ホットケーキに塗るものはマーガリン派です。メープルや生クリームは乗せません



あと、天空闘技場の個室設定ももちろん偽造です
イメージは1Kとか思ってたんですけど、どっちかというとウィークリーマンションに近いかもしれませんね
簡易式キッチンでもないと全部外食とかになりますし

部屋の掃除とかシーツ交換とかは希望者にのみ闘技場のスタッフが行います。と言うサービスあっても良いと思う







今週のH×Hの次回予告見ましたか!?(←本編は?)

ついに来週旅団VSサザン組ですねww!!今からホンット楽しみですww

カルトちゃんがしゃべる!!戦う!!舞うww!!
すでに想像しただけでときめきますww




アニメオリジナルでフェイタンとカルトちゃんが絡んでたらもうサイッコーなんだけどなぁっっww!!









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  1. 2013/09/09(月) 02:37:31|
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