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狂乱壊
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それはまるで、責めるような感情だったのか

まだまだ続くヤンデレフェイタン
























気づいた時には、浅い息を繰り返しながらぐったりと横たわる身体が一つだけあった















ボロ雑巾?

いや違う。カルトだ


























流石に「誰がやった?」とまでは言わない
それは流石に覚えている。――― 私だ





































あのあと、腕を引き千切った後、泣き始めたカルトを壊れない程度に痛め付けた。その結果がこれだった












でも別に私は悪くない








むしろ褒めて欲しいくらいだった


































そう、褒めてほしかった






腕を引き千切った位ですませたことに

両足は引き千切らなかったことに

内臓には傷ひとつつけなかったことに

首を絞めなかったことに

脳を損傷させなかったことに

































―――― 後でもう片方の腕も引き千切ったくらいですませたことを、褒めてほしかった






































―――― 殺さなかっただけ、褒めてほしかった







































我に返った私は、まず痛みのあまり気絶しているカルトの怪我を出来るだけ手当てした
正直このまま放っておきたかったのだけれど、仲間でなければ放っておいたのだけれど、そういうわけにはいかなかった
出来うるだけの処置はしたけれど、流石に千切れた腕はどうしようも出来なかったので、千切った両腕とダラリとした子供の身体を持って、マチのところに行った






















日も登ったばかりだと言うのに、マチは起きていた

女の癖に相手が私だと分かると露出の多い寝巻きのまま対応に出てきた(ちなみに、訪問者がヒソカの場合はこうはならない)
気だるそうな顔で私とその手の中のものを見て、驚きはしなかったが怪訝そうに眉を潜めた



「……あんた、何したのさ」



それは、明らかに呆れていた

とりあえず、部屋には入れてくれた(こんな朝早くから男を部屋に招きいれるのもどうかと思うが、まぁそこは突っ込むまい)そして、気絶したカルトの両腕を念糸で縫い合わせながら、まるで他愛のない雑談でもするかのように聞いてきた



「あんたね、こんな子供に一体何してんのさ」



その物言いは、軽く叱ると言った感じで、本気で怒ってない。否、ただ呆れていただけなのかもしれない。まるで言うだけ無駄だとでも言うみたいに



「それとも何?カルトがあんたに何かしたとでも言うわけ?」



口ではそう言いつつ、絶対それはないと言わんばかりの口調だった。そう思ってるなら言わなきゃいいのに



「失礼ね。されたよ。気に食わなかたね」



そう返すと、マチは「何言ってんだコイツ」と言いたそうな顔をした
どこまでも失礼な女だった
なので、説明してやる事にした






























「―――― こいつ、最近ずとフィンクスフィンクスうるさかたね。それこそ、頭の中フィンクスのことしか考えてないんじゃないかと思うくらい」
























そう、カルトはいつもそうだった















フィンクスばかり気にしていた

フィンクスだけを気にしていた

フィンクスにはなついていた




















あからさまに見せつけるように。――― まるで、恋でもしているかのように
























「フィンクスには嬉しそうに笑うのに、フィンクスとは楽しそうに話すのに、なのに、私にはちがくて」









そういつも、いつもそうだった




私はすれ違うだけだった

遠目から眺めるだけだった




どんなにどんなに待ってもそのはしゃぐような声はその楽しげな笑顔は決して、私には向けられなかった











だから、昨夜、拷問部屋で私だけを見てくれた時はまるで正解を見つけたような気分だったのだ。「あぁ、最初からこうすればよかったのか」と、思ったのだ




































「だから、痛め付けて追い詰めてこいつの頭の中私で埋めつくしたら、私しか見えないようにしたら、そしたら、フィンクスにするみたいに、私にも笑いかけてくれると思たんだけど、」















だけど、失敗した












あの後、どんなにどんなに死なない程度痛め付けても、死ぬほど痛め付けても、気を失うその時まで、ついにカルトは私に笑いかけてはくれなかった。拷問すれば、フィンクスじゃなく自分を見てくれると思ったのに、違った



カルトが私に見せたのは、脅えた眼と、震える身体と、嗚咽のもれる唇と、泣き顔だけだった












カルトは笑わない



カルトは微笑まない








フィンクスに向けられるような表情を、私には向けない













そこまでやってようやく、自分が「正解だ」と気付いたつもりだったソレは間違いだったのだと分かった









カルトは私の望むようには動かなかった





笑ってはくれなかった













――― その事実を突きつけられて、それは正解ではなかったのだと思い知らされた













「それでついムカついてやり過ぎた」と言ったら、マチは何とも言えない顔をしていた。呆れているのか驚いているのか。いや、いっそ全部か。そして仕方なさそうに、否、いっそ面倒くさそうにこう言った












「――――………フェイタン」

「何ね」








































「あんたのそれは、――― 恋じゃない」














それは「恋なんかじゃない。」と、言いたいのか、「恋をしているのではないか。」と言う意味なのか、どっちの意味にも取れたのだけれど、私にはどちらなのか分からなかった









解せないとばかりの私を見て、マチは溜め息をこれ見よがしに吐いた。最初から私に理解を求めてなかったような、そんな顔をして見せた。そして、両腕がつながり、少しは楽になったのか先ほどよりは安定した寝息を立てるカルトの頭をサラリと撫でた








「まぁ、団長には黙っててあげるよ」

「…………。」





その言葉は、正直ありがたかった。例え悪気がなかったとはいえ、同じ団員の両腕をもぎ取ったなどと団長に知られれば、恐らく制裁ものだろう。……まぁ、マチが言わなくとも、起きたカルトが団長に言いつければそれまでなのだが










「――― 勿論、口止め料は上乗せするけど」








……がめつい











けれど、文句を言える立場でも状況でもなかった
包帯だらけの傷だらけのカルトを見ながらそう言われると、口を閉じるしかなかった


































************************




「ねぇ何であの子ばっかり見てるのねぇなんで私を見てくれないのねぇ私を見てよ私だけを見てよよそ見なんかしないで何であの子なのなんであの子ばっかりひいきするのねぇなんでなんでなんでなんで!!?」

みたいな



バイオレンス乙女チク
イメージは物語シリーズのヤンデレ撫○ちゃん

マチはすでにフェイタンに関しては色々と諦めている。いろいろと←



ちなみに、カルトちゃんの腕と千切れた断面部分にオーラまとわせて止血していたのはフェイタンです









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  1. 2013/10/14(月) 19:16:14|
  2. H×H|
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