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狂乱壊
荒らし・迷惑行為・中傷などはおやめください。(それらに準ずるコメント類もこちらの一存にて削除させていただきますのでご了承ください)

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それはまるで、届かないような感情だったのか

まだまだ続く最低フェイタン

映画オリキャラのオモカゲさんの能力ネタあるので映画見てない人ごめんなさい
先にネタバレ言っておくと死ネタです苦手な方注意































――― カルトを殺した


























いや、正確に正直に言えば、殺した記憶は全くない。殺しかけて死なせる前に治療してマチに預けたところまでは覚えていたけれど、そこから先の記憶は全くと言っていいほどなかった。










けれど、気づいた時には私は自分の拷問部屋にいた。拷問部屋の中には、見慣れ慣れ親しんだ拷問器具がずらりと並んでおり、その中に拷問器具とはまるでそぐわない大きなガラスのショーケースが置いてあった
私はそんなものを置いた記憶など全くなかったのだけれど、何故か見覚えのないソレを眺めていた






ショーケースの中には、水と人が閉じ込められていた








ガラスケースの中には、ホルマリン漬けになったカルトがまるで人形のように傷一つない綺麗な姿で、眠るように眼を閉じその中に浸る様に入っていた






























――― それを見て、『死んでるんだな。』と、なんとなく察した














いやまぁ水中でこれまで長時間無呼吸でいられる訳がない。一応、暫く待ってはみたけれど、どれだけ様子を伺っても、カルトは呼吸が出来ず苦しむどころか、身動ぎ一つしなかった
まぁ、死んでるんだったら当たり前か。と、呑気なことを思った
何故自分がこんなところにいるのか、何故カルトが死んでいて何故こんな形で死体が保存されているのか。全てが分からなかったが、とりあえずカルトが死んでいて、それを私が見ていると言う状況だけは分かった



















(――― 私が、殺したのだろうか)







ふと、そんなことが頭の中をよぎった。いや、多分間違いなく十中八九、私が殺したんだろう。それもなんとなく分かった
酷く他人事だったけれど。仮にも幼い少女を殺しておいて何て言いぐさだ。と、誰かに言われたとしても、(否定はしないが)もしそう言われたら、「しょうがないだろう」と返すしかない
今まで何千何万と人を殺してきたのだ。今更小娘一人の命を奪ったところで、正直今更何の感慨も浮かびやしないのだ














そう、全く。何一つ。これっぽっちも



















私はカルトの死など哀しくはなかった。カルトを殺したことに罪悪感も後悔も湧かなかった






















それよりもまず最初に思ったのは、私がカルトを殺したのだと自覚して最初に思ったのは、さてこれからどうやってカルトを殺したことを団長や他の団員達に知られないよう細工するか、と言うことだった
別に軽蔑したければすればいい。私が損得勘定で動くことは今に始まったことじゃない。だってどうせどうやったってカルトは生き返りなどしないのだ。ならば私は私の身の上を最優先に考えるべきだ。
私はどうやってカルトを殺したことを隠蔽するか、ぼんやりした頭ながら考えた






――― しかし、考えては見たのだけれど、やはり良い案は思い付かなかった

可能であれば、今度の仕事が入るまで、カルトを生きているかのように見せかけて団員たちの眼を欺いて、任務最中にカルトが失敗して死んだことに出来るなら、それが一番良かったのだけれど、それはすぐに却下せざるを得なかった。何故なら、私にはそんな操作系能力はないし、仮にその方法でいくとなると、一度カルトの死体をこのホルマリン漬けのケースから出す必要がある。それでは死体の鮮度が落ちてしまう。私は死体愛好家では無いけれど、せっかく五体満足で綺麗に保存されているのに、わざわざ撹乱の為に死体の品質を落とすなどそれこそ愚の骨頂だと思ったのだ







(――― 私に、オモカゲみたいな能力があれば良かたのに)







そこまでを考えて、ふと、この不始末を揉み消す為の手段として、以前旅団から姿を消しその挙げ句自分の作った人形に殺された、滑稽かつ間抜けな元同僚を思い出した
いや、正確にはその男、と言うよりは、その男の念能力だったのだけれど


あれは便利だ。私の能力と違い融通が効く。もしあの能力が私にも使えたなら、今すぐ私の記憶の中からカルトの人形を作り出して、カルトがまるで生きているかのように振る舞わせて、この状況をやり過ごせるのに







まぁ、人形をもっと精密に動かす為には、カルトの眼をその人形に埋め込む必要があるが、別に眼くらいなら構わない













































――― 眼があろうとなかろうと、私を見てくれない眼なら、そんなのあっても無くても同じようなものだ




































そこまでを考えて、現実逃避と言う遠回りをしながら、私はどうしてそもそもカルトを殺したのだろうと思った






















――― 否、考えるまでもない。

おそらく、大方、私は私に笑いかけてくれないカルトに苛立ち、衝動の赴くまま殺してしまったのだろう







が、無意味なだけだったな。と、思った
確かに、あの時、カルトが私と居るのにフィンクスの名前を呼んだ時、私はカルトを殺してやりたい気分だった
だって、あれはカルトが悪かった。カルトが悪いのだ。カルトが私に全く笑いかけてくれないから悪いのだ。笑いかけてくれないなら、せめてその命だけでも私に渡すべきだと、カルトを殺そうと決意した私はそう思ったのだろう






きっとそうだと思った





そう私は思ったのだろうと思った























実際に本当にそう思ったのかは覚えてはいないけれど、カルトを殺したのは私で間違いない










ならば、私の考えが間違いである筈がない。私はそう信じて疑わなかった








































――― けれど、実際殺してみて、その身体を、命をもらったところで、私は自分の不満が何一つ一向に解消されていないことに気付いた。意外にも、幸福感どころか充足感さえ微塵も湧きあがってはこなかった
































それを目の当たりにすると、今度はカルトを殺した時の私の気持ちが、何故か逆に分からなくなってしまった





ついには、むしろ何を面倒なことをしてくれたのだと、カルトを殺した自分を恨みさえした






全くその時の私は何を考えていたのだろう。そう思いかぶりを振った



























あぁ、何故私は見落としてしまっていたのだろう
少し考えれば、一目見れば一目瞭然だろうに
























何故ならだって、ほらそうだろう
























私は血の気のない真っ白なカルトの頬を撫でるようにしてガラスに触れる




けれど、ガラスに阻止されて私はカルトに触れられない































(――― そう、カルトが生きていようが死んでいようが、私は変わらず、カルトを見続けるだけ)

















そう。触れることなど出来ない


いつものように、その姿を見続けるだけ



















ならばそれは、それでは、カルトが生きていた頃と何が違うと言うのだ



何が変わったと言うのだ。何が改善されたと言うのだ































そう、何も変わらない

























カルトは死んだ






私が殺した






















けれど、カルトは死んでも変わらない。カルトが死んだところで、私の立場も立ち居地も心地も全く変わらない



















開かない瞳

硬直した身体

動かない唇





















カルトが死んだところで、カルトは私を見てくれない


カルトが死んだところで、カルトは私の名前など呼ばない



カルトが死んだところで、―――― 私に微笑みかけてなどくれない






























私に笑いかけてくれないなら、カルトが生きていても死んでいても、私にはそう変わらない。




























ならば殺しても意味がない
殺した意味がない
利益がない
何の得もない

つまり無駄だ





私は無益な殺しをして、カルトは無駄死にした






それがカルトを殺して私が得た答えだった

























カルトを殺して私が得した事など何一つない



カルトを殺してカルトの死体を手に入れてカルトの全てを手に入れたつもりになっていたけれど、私の気が晴れる事もなければ私が何かを得ることもなかった
















残されているものと言えば、後には旅団のルールに触れた証拠の隠蔽工作……つまり、後始末と言う面倒ごとだけだった





















(―――― 何が、違うと言うのだ)























カルトが生きているのと死んでいるのとで、一体何が
































































(――― だってカルトを殺したところで、カルトは絶対に 私のものになりはしないのに)












































************************





BGMはCoc○oの「ベビーベット」
イメージは撫○ちゃんの「もうそう☆エキスプレス」



ヤンデレネタが書きやすい←
なんかフェイタンの独自に聞こえないなと思ってたら口調が違うからですね。納得
ちなみに白菊ホルマリンの効果よく分かってないのでイメージで大抵知ったかぶってものを言いますので鵜呑みにしないでください



コミケにサークル参加してみたいなどほざきつつ、以降全く手をつけておりませんorz
と、とりあえず先に小説だけでもかかねば……!!
内容がなくても「それはない」みたいな内容でも、それなりに厚みがあれば小説に見えますよね本になりますよね……!?←



ツイッター始めてからフェイカル好きの方フォローしているんですけど、みなさんフォロワーの白菊のフォロワーにもなってくださいます。わざわざ挨拶までしてくださる……!!え?それが普通なの?白菊妹に「フォロワーになってもわざわざ挨拶しなくていい」とか言われたの真に受けていたのだけれど、え?違うの?←


とりあえず、今日も今日とてフェイカルフェイカルほざいている白菊と仲良くしてくださり皆様ありがとうございます





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  1. 2013/10/16(水) 15:41:39|
  2. H×H|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1

  

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  1. 2013/10/19(土) 19:57:51 |
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