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狂乱壊
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死してなお、兆しはあるのか



新シリーズ、題名の通り暗い話になる予定です。パロ。
あと、残虐・暴力表現出す予定。
CPはたぶんフェイカルになるかならないか
あとシャルパク
おそらくみなさん性格がどっかおかしくなるかも


何でもいいよって方はどうぞ気長にお付き合いください


















それは、団長がネオン・ノストラードが何故ヨークシンに来たのか。その目的に気付いた後、
鎖野郎の狙いが『幻影旅団への復讐』と『オークションに出品されるはずだった仲間の緋の眼の奪還』だと、気付いた後のことだった


団長は、鎖野郎との接触を試みるため、まず盗んだ競売品の中にあるだろう『緋の眼』の行方を確認しようと、オークション時のまとめ役をしていたシャルナークに声をかけた



「シャル、競売品の中に緋の眼はあったか?」

「ごめん分かんない。競売中は進行役を自動操作にしてたから……」



団長の問いかけに、気まずそうに答えるシャルナーク。そんなシャルナークの横から、コルトピの声があがった


「あったよ。確かコピーした」


そんなコルトピの一言に、団長が質問する


「お前のコピー、円の役割も果たすと言っていたな。コピーが今どこにあるか分かるか?」

「本物を触れば、ね」


そんなやり取りがあった後、団員全員による緋の眼の捜索が始まった。
盗んできた競売品の入った木箱を開けては中を確認する。その繰り返し。
が、オークションに出される全ての競売品の中から特定の一品を探し出すのは人数がいても中々手間のかかることだった。
フィンクスも他の団員達と同じように、競売品の中から緋の眼を探していた。しかし、どの木箱にどの品が入っているかなど当然フィンクスにも分からなかった。なんせ、木箱は大小の大きさの違いこそあるが、大きな木箱の中に小さな品がまとめて収納されていることだってある。故に、どんな箱の中に…などと目星をつけることも出来ず、その条件もない以上、とにかく眼についた木箱を開けていくしかなかった。しかし、当てがないのに目的をひたすら探すという単純作業と言うのはフィンクスにとっては中々苦痛なことだった。新たに開いた木箱の中にもやはり目当ての緋の眼は見当たらず、フィンクスは眼に見えて落胆した。
けれど、諦めるわけにはいかない。気を取り直して、次にフィンクスが開いたのは、ハズレだった箱の身近にあった、人ひとり入れそうな大きな木箱だった。
無造作に開けた木箱の中には、更に箱が入っていた。巨大な冷蔵庫にも見える、正方形の頑丈そうな箱。
そこには何やら開封用らしきボタンがあったので、フィンクスは中を確認しようと特に気にすることもなく躊躇うことなくそのボタンを押した。すると、プシュー!!と、思った以上に箱が大きな音を立てて開いた。中からはそのままシュウシュウと音がして、ひんやりとした冷気が勢いよく漏れた。思わず、と言ったふうに、フィンクスの口から自然に疑問が出た



「……なんだ?冷凍庫か?」



何を保存しているのか、興味が湧かない訳ではなかった。
なので、わずかに生じた好奇心の赴くまま、フィンクスが保冷庫の中を覗こうとした。その時だった。




「あったよ、本物」





どこか、弾んでさえ聞こえたシズクの声に、フィンクスは手をかけていた保冷庫の扉から手を離した。
そうしてそのままシズクの元へ、コルトピの元へと歩み寄ったフィンクスは、その箱への興味をすぐさま意識の外に追い出し、数秒後にはすっかり忘れていた。




































――― 箱には隙間が出来たまま、冷気が外へと逃げるのを許し、そして誰にもそれ以上開けられず、閉じられなかった






















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  1. 2014/05/16(金) 15:22:24|
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