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狂乱壊
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今日、君はカミングアウトする、僕は驚愕する。

『僕、君』シリーズの続きその⑤

フェイタンの企みが始まる
※こっからちょっとフィンフェイ・フィンカルっぽい要素が入ってくるので注意















「て言うか、フェイタン旅団の皆に何も言わないの?」





それは、ふと思い立った些細な疑問だった。


















家出してフェイタンと過ごしてしばらくたったけど、フェイタンはどうやら旅団の誰にも連絡せず、こうなったことも話していないようだった。僕の中で生きていることを。

僕はフェイタンの私生活はてんで知らないが、フェイタンにとって旅団とその仲間たちは大切なものだと僕は思っている。まぁ確かに、事情が事情なだけに言いづらいとは思うし、そりゃあ皆すぐには信じてくれないだろうけど、念能力だと言えば納得してくれる……かもしれない。だって念能力なら何でもありって感じするし。超常現象説明するのに超便利念能力。
しかし、フェイタンからはただ一言



『………その内自分で言う。お前は何も言うな』



だった

















「………。」




正直意外だった。だって、フェイタンはあんまりそういうことに頓着する人じゃないと思ってたし、むしろどっちかと言うと早々に旅団の皆に「私カルトの中で生きてるね」くらいケロッと言っちゃうと思ってた。(だってどう見ても繊細と言うかデリケートに見えな……げふんげふん)
そこまでを考えて、そう言えば僕、フェイタンのことなんにも知らないんだなぁとしみじみ思った。
僕は僕の家庭事情をある程度フェイタンに話したけど、フェイタンは全然自分のことを話さない。もしかしたら、話したくないのかもしれないし、ただ聞かれないから話さないだけなのかもしれない。
でもどちらにせよ、僕がフェイタンのことを何にも知らないのに変わりはない。でも、聞いたってバチは当たらないだろう。フェイタンのことはもう他人事じゃないんだし



「………フェイタンは、皆に会いたくないの?」



ふと口から出た素朴な疑問。でも、すぐにこの質問は残酷だろうと言うことに気づく。
フェイタンにとって旅団とその仲間たちは大切なものだと僕は思っている。会いたいに決まってるし、会いに行けるならとっくに会いに行ってる。でも、それをしないと言うことは、それだけ葛藤があるんだろう。そう思い、出来るだけフェイタンを傷つけないように、何度も質問を考えてはボイスレコーダーに入れては消去して入れ直す。出来るだけ無難で、出来るだけさしあたりのない言葉を選んで、僕はボイスレコーダーに言葉を残した



「……フェイタンにとって、旅団は大事ものなんだね」



………大丈夫だよね?このくらいなら。

ちょっと不安を残しながらもフェイタンにその言葉を送ったのだが、どうやら杞憂に終わったようで、次の日簡潔に「当たり前だ」と返された。
うん。やっぱりそうだよね。フェイタンにとって旅団は、僕にとっての家族みたいなものだろうし。
もし、僕とフェイタンの立場が逆だったら、そしてフェイタンの姿で家族に会いに行こうと思ったら、やっぱり相当の不安があるし勇気がいる。きっとフェイタンもそうなのだろう。
………とりあえず、フェイタンの気持ちの整理がつくまで、僕も旅団員との接触は避けるべきだろう。少なくとも、仕事の連絡が来るまでは。









しかし、そう判断したあくる日、フェイタンは何を思ったのかとんでもないカミングアウトをかましてきた。




珍しく、ボイスレコーダー越しに何か言い淀んでいると思ったら、突如としてこんなことを言ってきたのだ



『………カルト、』

「?」

『じ、つは、い、言てなかたことがあるね………』



………何だか凄い言いにくそうだ。
いつもは良くも悪くもハキハキと喋るのに珍しい。
なんかもう聞いてるこっちが可哀想に思えるくらい。言いたくないなら言わなくていいよ。と、言ってあげたいくらいフェイタンは言い淀んでいた。
でも、最後にはフェイタンはこう言い切った



『私は、その実は、あの眉な……フ、フィンクスと、……ここ恋人だたね……っ』





…………。


………なんかその苦渋に満ちきったような声は、すっごい苦虫噛み潰すような、平たく言えばすんごい嫌そーな物言いに聞こえたのは気のせいだろう。






………うん。そーだよね。死ぬほどつきたくもない嘘ついた風に聞こえたけど、フェイタンはそんな嘘つく人じゃない。第一そんな嘘ついたってフェイタンには何の得もない。だからそう聞こえたのは僕の気のせいだ。

そうだよね、男同士の恋愛を後輩に暴露するなんて中々勇気いるから言いにくかったんだよね。冗談でも口にしたくない嘘とかじゃなくて、教えたくもなかった相手に教えるのが嫌で言いにくかったんだよね。うん多分。きっとそうだ。



ちなみに、僕はそう言うのに偏見はない。小さい頃から暗殺家業をしていたのは伊達じゃない。
ゴットファザーや国の重鎮とか、そう言う偉い人達の中にはそう言う趣向の人たちもいたし、そう言う趣向がある人がいることも知ってるし、おぼろげだが知識もあるから驚かない。……いや、まぁホントはちょっと驚いたけど。仲の良い親友なんだな~とは薄々た思ってたけどまさかそれ以上とは思ってなかったから、予想だにしなかったカミングアウトに面食らいはしたけど。ホントに!ちょっとだけ……



『誰にも言うなよ……!!特に団員の誰かに言たら今度こそ死んでやる……!!』



そんな感じで必死に事実を受け入れようとしている僕の耳に、次の瞬間なんかすっごい切羽つまった声での自殺宣言が届いた。
て言うかあんたもう死んでるじゃん。て言うかそれやられたら僕も巻き添え食らって死ぬんだけど。それは困る。
でもまぁ確かに、男同士の恋愛なんて世間の風当たりは悪いだろう多分。付き合っているとしても身近な人たちにはバレないようにしたいものだろう多分。よく分かんないけど。
そう言うことにしておき、それ以上はツッこまなかった。て言うか深く考えるのをやめた。




ボイスレコーダーに入っていたメッセージはそれだけだった。
何故フェイタンがいきなり今そんなカミングアウトをしたのかさっぱりだったけれど、でも、あの言い様からして他の旅団員には言わず内緒で付き合っていたのだろう。
まぁ世間と言うものは人によっては同姓の恋愛に厳しいところがあるし。それでも、言いにくそうにしながらも話してくれたと言うことは、それなりに僕を信用してくれるようになったと言うことだろうか。………それはちょっと嬉しい。



………。


でもフィンクスかぁ………。







そう思い、あの長身の彼に想いを馳せてみる。
もし、旅団のみんなにこの秘密を打ち明けて、そして皆が信じてくれたなら、フィンクスは僕の中のフェイタンと付き合うのだろうか。僕の姿で。………ちょっと考えてみる。



………。





……………………。










………。………て言うか大丈夫なの?



















僕とフィンクスとか、事情を知ってるならまだしも何にも知らない相手から見たら多分アレだよね。色々引っかかりそう、法律とかなんかそんなのに。
まぁ僕もフィンクスのことは嫌いじゃない。どちらかと言えば、好きか嫌いかで言えば勿論好きだ。



でも、う~ん……。恋人のようなことをしたいかと言われると……う~ん……



「……フィンクスにぎゅーとか、ホッペにチューくらいならしてもいいよ」



いつかフェイタンが旅団の皆に全てを打ち明けた時、もしまたフィンクスと元鞘に戻ることが出来たなら。そう仮定すると何故か心が痛んだが、それはきっと勝手に自分の身体が色恋沙汰に使われるのは嫌だからだと思った。なので、釘さしと言うか念を押すと言うか、妥協してそう言ってみる。と、次に返ってきた言葉は









『ふざけんな。誰がするか』



何なのこの人。




















理不尽と言うか自分勝手と言うか、自分から切り出したくせになんで僕が怒られないといけないの。
心の中でそう思いながら、僕は心の中でどこか安堵していた。
けれど、何故安堵したのか、そこまでは分からなかった。



























****************************



今の所、カルトちゃんはフィンクス←フェイタンをそこまで邪険にしていない。いまのところは




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  1. 2014/07/04(金) 14:48:05|
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