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狂乱壊
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今日、僕は死ぬ。君は生き返る。

『僕、君』シリーズ最終話

フィンクスとカルトちゃんは夢の国で遊んだ後もなんやかんやで一緒にいます





















『自殺します。探さないでください』




















「………。」





















おいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっっ!!!!!!??????















唐突にもほどがある展開だった。
































ある深夜、一緒に泊まっていたはずのフィンクスがいつまでたっても部屋に帰ってこなかった。どこかに出かけたんだろうかとぼんやり頭で考えながら待ってみたけれど、フィンクスは一向に帰ってこなかった。どこかの店で飲んでいるのかと思って携帯に手を伸ばして開いてみると、フィンクスから一件のメールが届いていて、なんとなくそのまま開いてみるとそんな一行が簡潔に添えられていた



「………。」



見た瞬間、あまりに突然すぎて頭の中の整理が追い付かなくなった。けれど、なんとか我に返った僕はすぐさま現状を認識するために頭を働かせた。



(ん?何?どうゆうこと?『自殺』?誰が?いやこの場合フィンクスだろ。いやフィンクスが何で自殺なんてするのさ。フィンクスはそんなことする人じゃないし、第一自殺する理由なんて………)



と、そこまでを考えて、フィンクスが自殺する理由について心当たりがあってハッとした。



………まさか



「まさか、フェイタンの後を追って自殺、とか………?」



と、思わずポツリとそんな言葉を呟いた後、僕は背中に嫌な汗が流れたような気がした。

そうだ、恋人が死んで後追い自殺するなんて話はよく耳にするし、フィンクスはあんな顔して乙女チックだから、恋人のフェイタンが死んで生きる気力がなくなったとか………っっ



あ り う る 。



そう思い、彼の自殺を止めなければと慌てて立ち上がる。勢いよくホテルの部屋を飛び出した僕は携帯を操作してGPSを起動させフィンクスの位置情報を習得し確認する。フィンクスがいるところは現在いる都市からは少し離れているがいけない距離じゃなかった



(間に合うといいけど………!!)



GPSを頼りにたどり着いた場所は、海沿いの崖の上だった。波の音が響く暗い海岸。汗だくになるほど本気で走っていた僕の眼の前に飛び込んできたのは絶壁の上に佇むフィンクスの後ろ姿だった。そしてその背中は、迷わず崖の先へと歩き始めていた



「―――――― っっ!!」



全身に駆け巡る、凄まじい恐怖と寒気。

僕は必死に地を蹴り足を動かし、突っ切る様に走りフィンクスとの距離を縮めた。足音で僕が近づいてきた事に気づいたのか、振り返ったフィンクスは不思議そうな眼を僕に向けてきたがそんなことを気にしている場合じゃなかった



「フィンクス待って!全部話すから早まらないでぇ!!」

「うぉっ?」



フィンクスの腰にしがみついて叫んで訴える



「違う!違うの!!フェイタン実は生きてるんだ!!生きてるから!!だから自殺なんてしないで!!信じられないかもしれないけど話すから!!だから落ち着いて話を聞いて!!」

「は?」



必死に叫ぶ僕とは対照的な、拍子抜けするような声をあげたフィンクスは、そのまましゃがみこんで僕と視線を合わせて言った



「何言ってんだカルト?自殺なんてしねぇぞ?」

「―――………はい?」



思わずぽかんとした顔でフィンクスを見つめると、怪訝そうな顔のままこちらを見ているフィンクスがいる。その眼には嘘をついている様子も誤魔化しているつもりもない

え?あ、あれ?けど、でも確かに今………



「い、今フィンクス、崖の先に歩いてなかった?」

「ただ眺めてただけだぜ」

「………飛び降りようとしてなかった?」

「近寄っただけだ。その方が良く見えるだろ?」



僕の……勘違い………?



フェイタンの死について思いつめているのかと思いきや、フィンクスはいつものようにあっけらかんとしていて、どう見ても恋人が死んで切羽詰まって自殺する雰囲気ではない。そんな気はさらさらないのだと分かって、僕は身体中の力が抜けて地面に向かって溜め息をついた



「………よかったぁ………。」



そんな安堵感もつかの間。僕の脳にある一つの疑問が思い浮かんだ。

………ん?あれ?えっとじゃあ、あのフィンクスの自殺をほのめかすメールは一体誰が送ってきたんだろ……?



「で?カルト。どーゆーことだ?」

「え??」

「言ったじゃねーか。『フェイタンは死んでない』って。アレどういう意味だ?」



ギクリ、と肩がこわばる。誤魔化そうと言い訳をあれやこれやと考えては見たけれど、咄嗟には上手い言い訳も浮かばず、ジッとこちらを見つめてくるフィンクスに下手な嘘は通用しない気がして、僕は観念したように口を開いた



「実は………」



そして、僕はとうとう白状した。








































事の次第を話すと、やっぱりと言うか、なんとなく思ってはいたけれど、フィンクスはあっさり信じてくれた様子だった



「あ~なるほどなぁ………」

「………し、信じてくれるの?」

「あ?当たり前だろ?そもそもお前そんな嘘つく奴じゃねぇし」

「ほ、本当はフェイタンが自分で言うって言ってたんだけど………」



もごもごと口を動かしながらフィンクスを見上げる。フィンクスは本当に僕の言うことを信じてくれたみたいで、その顔には一ミリも疑心の色はない。でも全然疑いすらしていないみたいだったから逆にちょっと不安になったが、「あぁそう言やぁ…」とか一人ごちている辺り思いあたる節がいくつかあるらしい。………何したんだろフェイタン。



いやまぁそれはおいといて。



ふむふむと頷いているフィンクスに恐る恐る声をかける



「……やっぱり、複雑?」

「何が?」

「今すぐは無理だけど、僕頑張って大きくなるから、もうちょっと待ってね?そりゃ恋人だったら色々したいかもしれないけど………」

「何言ってんだお前」

「ぼ、僕の姿だけどちゃんとフェイタンなんだ!!そこは分かってあげて!!だから、僕の身体使ってるからって言って、拒絶なんてしないであげてね?」

「………悪ぃ。話がさっぱり見えねぇんだけど」

「え?だってフィンクス、フェイタンと恋人だったんでしょ?」

「は?」



困惑してる僕の目の前で瞬きして、一呼吸置いたフィンクスがいきなり吹き出してそのまま大爆笑を始めた。そんなフィンクスを見て困惑している僕を尻目に、ひとしきり笑った後目尻に浮かんだ涙を拭いて一息つく



「あぁ、なるほどな。確かにフェイだわ」



やりそうだ。とばかりに納得している。今にも僕の発言を思い返して思い出し笑いでもしそうな雰囲気だ










――― ていうかこの反応、もしかして………




「………付き合ってない、の?」

「あぁ。付き合ってねぇよ」

「で、でもこの前!フ、フェイタンのこと好きだったって……!」

「そりゃあくまで仲間としてだよ。当然だろ?お前、天国のお父さんお母さんに好きだ惚れたになんのか?」



何、天国のお父さんお母さんって。フィンクスの両親死んでるの?


いや、そんなことより………



「で、でもじゃあ、何でフェイタンあんなこと……?」



フィンクスと恋人だとか嘘ついて………て言うか、そもそもそこからフェイタンの意味不明な言動が始まったような気がする。僕とフィンクスを夢の国にいかせて、あげくフィンクスをハメて責任までとらせようとするし………。となると、どうせこの事態もフェイタンの差し金なんだろう。ホント一体何がしたいんだあの人。
そこまで考えて首を傾げてみるも、やはり何も分からない。
しかし、その答えは意外にもフィンクスが知っていた



「多分なー、俺とお前をくっつけようとしたんだと思うぜ?」

「は?」

「あいつ、お前が俺に惚れてると思ってたから」

「………はい?」



言われた言葉を頭の中で反復させて、繰り返してみて意味を整理する
















「――― っはああああっっ!!!?」








何そのとんでもな勘違い!!!







「ち、違うよっ!!フィンクスのこと好きじゃないよっ!?あ、いやあの、嫌いって意味じゃなくて!!そ、そりゃあ仲間としては好きだけどでもそんな………!!」



頭を撫でてくれたり手を繋いだり、抱き締めてくれたら確かに嬉しいかもしれない。けど、それはあくまで好意の範囲であり恋愛感情にまでは及ばない。だって僕は別にフィンクスとキスしたいわけじゃない。ホッペならまぁ……まだしも口は嫌だ!!
手をぶんぶん振りながら慌てて訂正したけれど、フィンクスも分かりきったように「分かってる。俺もお前は可愛いとは思うけどそんなんには見れない」とバッサリ言われた。
………それはそれで傷つく(いやまぁいいんだけどさ)





………ん?てことはアレ?



じゃあフェイタンのあの奇妙な言動の数々は全部僕とフィンクスをくっつけるためだったの?
確かに、夢の国で遊んだのはフィンクスとデートしたとも言えなくもない。夜一緒のベットで……は、まぁ強引な手ではあったものの責任を取らせるってことは結婚てことでそれも結局僕とフィンクスが恋人になるわけで………
………それを見越して、そうなるように、あんな工作したの?
僕がフィンクスのこと好きだと思ってあんなことしたの?
色々セッティングして何とかくっつけようとしてたの?あのフェイタンが?




――― それって………













「………何それ」




僕のことを想ってしてくれた事に関しては、純粋に嬉しい。嬉しいはずなのに、何故か胸の中がもやもやとして、口から洩れたのは低い、言うならば不満に満ちた声だった



「何で?なんでそんな勝手なことするの………?」



分かってる。フェイタンに悪気はないんだろう。分かってるけど、妙に気にくわない。


だって、あんまりだと思う。
勝手に僕がフィンクスに恋してると思って、勝手に僕とフィンクスをくっつけようとして、勝手に僕の気持ちを決めつけてたってことでしょ?そんなのおかしい。勝手すぎる。
だって僕が好きなのは



「………?」









―――― 好き、なのは?












………。













…………………。


























………………………んん?

























いや、待って。ちょっと待って。
ないないない。だって第一に性格悪いし、いやまぁたまにちょっとだけ優しいけど。そりゃ顔は悪くないけど目つき悪いし。それに自分勝手だし意味わかんないし人を振り回してばっかりだし、いやまぁいつも自分のしたいことが出来る自由な性格とか大胆不敵なところとか憧れない訳じゃないし何より強いし戦ってる姿はすっごいかっこいい………



……………って、あれ?
















「………。」

「あいつも的外れと言うか、自分の事になると疎いよな~」

「………。」

「カルトが誰を好きかだなんて、ちょっと見てりゃすぐに分かりそうなもんだけどな~」

「………。」



そう言ってニヤニヤ笑うフィンクスの顔が傍にある。うるさいちょっと今こっち見ないで。
しかし、恥ずかしい気持ちはすぐに消えていき、照れる気持ちもあったがそれよりも先に、ふつふつと湧き上がる怒りの方が勝った。


て言うか僕これ初恋なんだけど何でこんな風に自覚しないといけないの初恋ってもってこうロマンチックなの期待してたのにあぁもう夢をぶち壊された気分だ誰のせいだ。そう、それもこれもどれもあの鈍感男のせいだ…………!!!



何はともあれ、この怒りを収めないことには始まらない。
僕は携帯で現在時刻を確認する。そして、ちょうどいい感じに3時58分であることを確認した僕はゆらりと怒りを込めて立ち上がった



「………フィンクス、僕らさ、4時ジャストに入れ替わるんだけどさ」

「?おう」

「それがちょうど後1分なんだ」

「ふんふん。で?」

「………ちょっと殴っといてくれる?」

「いいのか?」



とか言う割に、既にゴキゴキと指を鳴らしている。余程フェイタンにやられたこと(多分僕の初めてを奪ったうんぬんの件)を根に持っているようだ。けれど、僕もフェイタンの傍若無人っぷりにはいい加減我慢の限界だった。良い機会だからこの際僕の分まで思いっきりやってもらおう



「念は使わないでね。その代わり全力でやっていいよ」

「そうか?んじゃ遠慮なく」



切り替えが早い。念を使わないにしても既に腕を回してやる気満々のフィンクスに一応一声かける



「でも顔はやめてね。顔にやって傷でも残ったら今度こそお嫁にもらってもらうから」

「へいへい。分かったよ。」

「4時まであと5秒。………4、3、2、1」


























―――― ゼロ。



意識を失うコンマの間に、遠くからフィンクスの叫びを聞いたような気がした













「てんめええええぇぇぇぇフェイイイイィィィィッッッッ!!!!よくもあれやこれやとやってくれやがったなああぁぁぁぁっっっっっ!!!!???」













――― 今日、僕は死ぬ。君は生き返る























「おかげで俺マジ越えちゃいけねぇ一線越えたのかと思って全然寝れなかったんだぞゴルアアアアァァァァァァァッッッッッッッッッッ!!!」







































*******************

と言う訳感じで適当に書いて適当に終わる。
もう本誌再連載始まったはいいけどフェイタンもカルトちゃんも出てこないしフェイカル書きたいのに全然フェイカルかけないし思いつかないしもう毎日もだもだなこんにちは白菊です。
今回は最近読んだ小説のパロでした。ヒロインは光ちゃんより霞ちゃん派です。秋月君可愛いっす

フェイカルらしいフェイカル思い浮かばないし書けないしでめっちゃむしゃくしゃして書いているのでストレスと勢いだけで書いているので支離滅裂ですわかりにくかったらごめんなさいでも書いた本人はちょっとすっきりしている←





ちなみに3人の視点からするとこんなかんじ



※フェイタン視点
フィン←カル+フェイ(生き返らせてくれた恩返しに二人をくっつけようと企む)

※カルト視点
フィンフェイ←カル(フェイタンのことが好きだけど恋人だったフィンクスとの仲を応援してある程度協力的)

※フィンクス視点
フェイ←カル+フィン(フェイタンがフィン←カルだと思ってることを知ってる。実際はフェイ←カルなんだってことも知ってる。フェイタンとは付き合ってない)






…………てめーらややこしいんだよ( ゜Д゜) !!

何ややこしいことしてんだバカの癖に!!(あ、カルトちゃんは例外)
バカには分かりづらいんだよ!!俺バカだから書きづらかったわ!!←

最後はホント唐突でしたがネタが無かったんじゃないです←
フェイタンに恋のキューピットとしてのスキルが皆無だったことが悪いんですよねそう私は悪くない(ちなみに『告白シーンは夜景の見える崖がロマンチック』+『フィンクスが自殺するとなればカルトも意地はってないでいい加減告白するだろ』とか思ったゆえの行動です)

あと、本来GPS使ってこっそり相手の居場所を特定することは出来ないと思います。カルトちゃんがフィンクスの居場所探り当てられたのはミルキの作った非合法アプリとか使ったと思ってください←
ちなみにカルトちゃんに自殺メール送ったのはフェイタンです。フィンクスの携帯勝手に触って、自動送信機能使って送ってます。




まぁいろいろつっこみどころはあると思いますがスルーしてください←
それでは『僕、君』シリーズこれにて完結!!ここまで見ていただいた皆様ありがとうございました!!






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  1. 2014/07/04(金) 16:11:46|
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  1. 2014/07/17(木) 15:04:23 |
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