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狂乱壊
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暗黒にして残酷な執事とその仲間たち

執事パロのつづきその③












マチとシャルナークのせいで不本意ながら執事としてのスキルを最低限身に付けさせられた私に対し、クロロは約束通りカルト直属の執事たちを紹介し始めた。
女はマチ以外にも2人いた。眼鏡をかけた巨乳娘に高い鼻の巨乳美女。どちらもマチと同じくヒラヒラな服で身体を覆っていた。男の方はと言うと、まぁ大小それぞれ様々なのがいた。暑苦しそうな奴もいればうるさそうな奴もいれば頭が悪そうな奴もわりと静かそうなのもいた。しかし、数人足りない


「………数、足りないね」

「他の奴らは仕事だ」



私の疑問に簡潔に答える。つまり、仕事でこの屋敷の中にはいないと言うことか。どこでどんな仕事をしているのか気にならないでもなかったが、「まぁいずれ会うことになるだろう」と、クロロが言うのでそのまま追及するのをやめた。そして更にクロロが説明を続ける



「ここの執事は、流星街出身がほとんどを占めている」

「流星……?」

「お前がいたあのゴミだらけの街のことだ」



“流星街。”


私のいた、あのゴミの街



その名前を初めて知った




「………ここは、」

「うん?」

「ここは、何て言うね」


マチかシャルナークが一度だけ、ここの名前を言っていたような気がするが、あの時は意識を取り戻してすぐだったからきちんと覚えていなかった



「ゾルディック家」

「ゾルディク……」

「正確には、ゾルディック家のカルト様直属執事専用の屋敷。だな」



と言うことは、他にも屋敷があるのだろう。窓越しに外を見ても深い樹海が広がっているだけだから、他の建物は見えないけれど



「ゾルディック家の人間は10人おられる。そして、それぞれ一人一人に専属の執事がつく。だが、中でも俺たちの主人であるカルト様は少し変わった方でな。カルト様は自分から執事を選ぶ。……と言うか、あの方は気に入った人間を拾って自分の執事として育てる」



「お前みたいにな」と、いらない情報にいらないことを付け加えられる。
話を聞くと、10人いるゾルディックの人間の、カルトを除く9人は、ゾルディック家のルールに則り執事を選ぶ。つまり、ゾルディック家の執事は施設内の訓練所で教育を受けるのがスタンダードだそうだ。ゾルディック家の人間はその中から選りすぐりを選別し、自ら自分の専属を選ぶ。それが本来のゾルディック家の人間とゾルディック家の執事の決まり方らしい。だから、私は、と言うか、カルトはイレギュラーだ。






ためしに、後日マチにカルトの事を聞いてみると、まぁ予想通りと言うか、食いついてきた。意気揚々と、自分とカルトの出会いを語ってきた



「あたしは、って言うかカルト様の執事は拾われた奴が殆んどなんだよ。どっちかって言えば、訓練所出身者の方が少ない。死にかけていたあたしたちに、カルト様は服を与え食事を与え、居場所を与えてくれたの」



ただの奴隷労働だろうが。手っ取り早く家畜としてちょうどよかったのが孤児ってだけだろ。と思ったけど、言ったら面倒くさいことになりそうだから言わなかった



「だから、あんたもカルト様に感謝すべきなんだよ。そして、恩を返すために、あんたは一日も早く立派な執事に………」



話が長くなりそうだったので、逃げた。





































ここにいる人間は、カルトのことが好きで、皆忠誠を誓っている。
カルトの為ならいつでも死ねると、そう謳う。



(――― 冗談じゃない)






それを思うと余計、執事になんかなりたくなかった
























マチによる強制的執事修業がある程度進み、身体に執事としてのスキルを覚え込まされたところで、私の意思は一向に執事修業から逃げる事を諦めていなかった。サボろうとしたがあえなく見つかり、マチの逆鱗に触れた私は罰としてジャガイモの皮剥きを命じられた。

(………たるい。)

まだまだ籠に大量にある芋の山を見て、無意識の内に溜め息をついた。けれど、これをサボればまたマチに折檻される。それは嫌だあいつ女のくせに加減と言うものを知らない



「おーい。ちゃんとやってっかぁ~?」



そうやって声をかけてきたのはオールバックの眉無しだった。
眉無し(クロロに紹介された時に名前を聞いたような気がするが忘れた)はよく私に絡んでくる。
クロロに私の事を見ておけとか何か言われたのかもしれない。けど、クロロならいざ知らずこの眉無しの相手をわざわざしてやる義理はない。眉無しを無視して皮剥きに専念する。眉無しは私に近づいてきて上から覗き込むようにして私の手元を見た



「おー、皮剥くの上手くなったなー」

「………。」



ウザい。

確かに最初の頃は剥けと言われても勝手が分からなくて見よう見まねでやった。ら、「実まで一緒に剥いてどうすんの」とマチから拳骨をくらって以降、シャルナークに指導を受けて人並みには剥けるようになった。が、そんなことを説明してやる必要はない。黙々と集中するように皮剥きに戻る。と、眉無しは去ることなく私の隣に座った。おい、勝手に座るな。座るんなら手伝え。しかし、眉無しは手伝う素振りは見せない。それどころか、隣で煙草を吸い始めた



「お前さぁ、カルト様の何がそんなにイヤなんだ?」

「あん?」

「詳しくは知らねぇけど、助けてもらった訳だろ?なのに何でそこまで嫌ってんだ?」



どうやら、私の事情も、カルトのことが嫌いなことも筒抜けらしい(別に隠してた訳じゃないが)。とは言え、ここの連中の大半は私と同じ境遇らしいし、ただの事実なので掘り返されても大して気にもならない



「別に私の勝手ね。大体何でそんなこと聞くね」

「珍しいんだよなぁ。カルト様が拾いモンすんのは別に今に始まったことじゃねぇんだよ。カルト様の執事の大抵は拾われた奴等だし。でもそいつら大抵はカルト様のこと大好きなんだよな。」



あぁ。それは分かる。マチとかその典型だろう。
クロロが前に私のことを「珍しい」と言っていたのは多分「カルトに拾われたにも関わらずカルトのことを嫌っているのは珍しい」と言うことなのだと、今なら分かる



「お前は違うのか」

「そりゃ拾ってくれたのには感謝してっけど、俺はマチほど信者じゃねぇよ」

「でもカルトの為に死ねるんだろ」

「あー……死なねえといけねぇんだろーなー……」



ガシガシと、頭を掻きながらそう答える。歯切れが悪い。どうやら本意ではないらしい。そこは他の奴らと少し違う。
「でもよぉ、」と、眉無しが言う



「お前カルト様の何がそんなに嫌なんだ?言われた通りに執事になって言うこと聞いてりゃ良い思い出来んだし、別に困ること何もねぇし、いいじゃねぇか」

「………。」












そう。眉無しの言う事は正しい。





それは私だって分かっては、いる。










本当なら、執事になることを受け入れて、アレにヘラヘラとして何でもかんでも言うこと聞いているのが、恐らく正解なのだろう。そっちの方が、色々と良い思いが出来るだろう。それは分かる。でも、それには何故か抵抗がある



「別に、ただ、私はあの小娘ムカつくね」



気に食わない。
そう、ひどく目障りだ。

あの小娘のことを考えない日はない。私をここに閉じ込めて、やりたくもない執事修業を強要しているあの小娘。日に日に恨みは増している。不満も募っている。そんな嫌いな相手に、媚を売る自分なんて想像出来ない。したくない







そう、『カルト様のために』、なんて



















「………相当な妥協ね」



苦虫を噛み潰すように思わずそう呟くと「あっそ」と、どこか呆れたように言われた。
















世界など、まともに見たところでろくなことはない。




あの世界でも。ここでも。それは変わらない。



















***********************



マチちゃんは義理堅い性格だと思うので、カルトちゃんに対する思いは崇拝じみた好きという設定。
ちなみにシズクは愛でる。パクノダは庇護愛。

ピューラーじゃなくてナイフでじゃがいも剥くのかっこいいと思います。座って黙々と剥くのかっこいいと思います(2回言った)


ちなみに流星街出身者でゾルディック家執事訓練所に行く場合、流星街のお偉いさんの推薦が無いといけない設定。つまり、ゾルディック家執事は本来、流星街でもエリートの人の就職先の一つ。でも流星街出身者じゃなくてもゾルディック家の執事になろうと思えばなれる。
ゾルディック家執事訓練所出身はボノレノフとヒソカくらい。ボノレノフはツテでゾルディック家執事訓練所に入ってます。ヒソカは……そこんとこだが白菊もよう分からん←
ボノレノフとヒソカ以外のあとの執事は全員カルトちゃんに拾われてる設定。
正直ウボォーさんとか執事できるのかわかんないけどシャルのフォローとかでなんとかなってんじゃないですかね(適当)

訓練所には通ってなかったけど、実力(特に戦闘力)はみんな折り紙つきだよ!!



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  1. 2014/10/19(日) 11:24:27|
  2. H×H|
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